大会・課題研究集会

大学教育学会第39回大会(広島大会)が無事終了いたしました

39taikai 6月10日(土)11日(日)の2日間、広島大学東広島キャンパスにて開催された大学教育学会第39回大会は、多数の方にご参加いただき、盛会のうちに全日程を終了しました。中国地方では6月7日に梅雨入りし、大会2日目のお昼は急に雨になりましたが、それ以外には天気が崩れることもなく、無事終えることができました。
 統一テーマとして「教養教育の再考」が掲げられ、社会状況や大学の環境が大きく変化する中、学士課程教育の中に取り込まれた教養教育のあり方について改めて議論されました。基調講演は、名古屋大学名誉教授の池内了先生から「大学と社会−教養教育に期待すること−」と題して、大学の使命の見直しと、教養教育として何が必要なのかについてお話をいただきました。シンポジウムでは「危機に立つ教養教育−大綱化後四半世紀の課題と将来—」と題して、市民性教育の観点、数理科学教育の観点、および平和教育の観点からご報告いただき、教養教育のあり方について議論が交わされました。また、ラウンドテーブルと自由研究発表では、熱のこもった議論が行われました。
 東広島キャンパスは交通の便が悪いうえ、食堂なども近隣に少なく、皆様にはご不便をおかけしたのではないかと思います。また、慣れない運営で不手際な点も多々ありましたこと、皆様には深くお詫び申し上げます。
 大会開催にあたり、会員の皆様をはじめ、企業の皆様、理事・代議員の皆様、企画委員の皆様、実行委員の皆様、そして前開催校の立命館大学関係者の皆様方に多大なるご協力とご支援をいただきましたこと、厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。

大会実行委員会委員長 宮谷真人

なお、参加者の状況は以下に示すとおりです。

1)大会参加者総数 638名
  事前申込参加者   380名(一般358名・当日欠席4名、学生22名)
  当日参加者         258名(一般250名、学生8名)
2)情報交換会参加者  201名(事前申込152名、当日49名)
3)ラウンドテーブル数 14件(参加者総数451名)
4)自由研究発表件数  104件(キャンセル数:0件〔ニューズレター掲載以降0件、要旨集録掲載以 降0件〕)

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ピックアップ

最近の研究動向

広島大会ラウンドテーブルのベスト8

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 大会の冒頭に行われるラウンドテーブルは、大学教育学会の会員および大会参加者の興味を反映しています。今回のラウンドテーブルは合計で14、参加者数は全体で451名でした。
 参加者数のベスト8のテーブルは以下の通りです。

順位 テーブル テーマ 参加者数
1 8 新しい時代の教養教育のコンテンツとコンピテンシー -教養としてのイノベーション教育を中心に- 63
2 4 アクティブラーニングの組織的導入の意義とその効果 59
3 3 大学生の学びを生成する学習環境・学習支援のデザインを考える -ラーニングコモンズ・学習支援の現状分析、支援スタッフの育成- 52
4 2 現代のリベラルアーツとしての理数工系科目(STEM)の開発と教育実践 39
5 13 アカデミック・アドバイジング-可能性と課題を考える 34
6 11 学生の目を輝かせる大学教育の可能性Ⅸ-「主体的・対話的で深い学び」を見える化する- 33
7 5 地域連携学習(コミュニティー・ベースド・ラーニング)の設計・運営・評価とその担い手のあり方について考える 27
8 1 障害学生支援の現状と課題および地域連携の在り方について 25


課題研究

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新しい課題研究に
「アクティブラーニングの効果検証」

 

 4月27日に開催された2015年度第1回理事会において、本年度から始まる課題研究が以下のような内容で決定され、課題研究委員会が発足した。

名 称:アクティブラーニングの効果検証
代表者:溝上慎一(京都大学)
組 織:溝上慎一(京都大学)、三保紀裕(京都学園大学)、本田周二(島根大学)、山田邦雅(北海道大学)、長澤多代(三重大学)、徳井美智代(北海道大学)

 なお、任意団体のときに採択された以下の2つの課題研究の継続も承認された。
 ・学士課程教育における共通教育の質保証(代表者:高橋哲也)
 ・発達障害学生への学生支援・大学教育の役割(代表者:青野透)

 


新しい大学教育学会の仕組み

団体会員の新しい特典

団体会員の新しい特典─ウェッブサイトに行事案内を掲載できます

一般社団法人大学教育学会には団体会員の制度があります。

団体会員には、任意団体時代から引き続いて、本会の活動を支援する協賛団体としての性格に加えて、ウェッブサイトに行事案内を掲載できるなど、いくつかの新しい特典が付与されています。

団体会員の資格を得て、大学教育改革のプラットフォームとしての本会の機能をフルにご活用ください。

 

団体会員の義務と権利(太字は新規の特典)

会費:年間2万円

権利 ① 年2回発行される会誌2部を送料も含めて無料で受け取ることができる。

   ② 団体に所属する任意の個人が実施要綱に従って大会及び課題研究集会で発表することができる。

   ③ 団体に所属する任意の個人が編集規程に従って大学教育学会誌に論文等を掲載することができる。

   ④ 本会のウェブサイトにおいて本会の活動に関する最新の情報を閲覧することができる。

   ⑤ 本会のウェブサイトの「団体会員・その行事案内」のページにおいて、団体会員又はそれを示すバナーを無料で掲載することができる。

   ⑥ 同ページの冒頭に、団体が主催又は共催する大学教育(高等教育)に関する行事の案内及びバナーを無料で掲載することができる。(詳しくは同ページの冒頭を参照

 

なお、このほかに会誌団体会員(会費年額8千円)もあります。


注目の一冊

17学び入門

思考を鍛える大学の学び入門:論理的な考え方・書き方からキャリアデザインまで

井下千以子著

本書では、「問いを立てる、調べる、集めた情報を分析する、議論する、論理を組み立てる、書く、発表する」という一連の学問の思考方(ディシプリン: discipline)を学んでいきましょう。ディシプリンには、しつけ・訓練のほ […]

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