〈ミッションステートメント2016〉大学教育学会は、大学教育に関わる知の交流と実践による革新を進め、
学術に根ざした成果を広く世界に発信して、社会に貢献する教養ある人間の育成に寄与します。

大会・課題研究集会

大学教育学会第40回大会(筑波大学)

開催日:2018年6月9日(土)・6月10日(日)
場 所:筑波大学 5C棟(体芸棟)および大学会館
    (茨城県つくば市天王台1-1-1:つくばエクスプレスつくば駅下車、バス7分)
    ※筑波大学へのアクセスはこちらを参照

参加申込み:期限を延長しました ※詳細はこちらを参照
 申込期限 5月11日(金) → 5月25日(金)
 支払期限:5月18日(金) → 5月25日(金)

統一テーマ:AI 時代を生きるための教養教育

<趣旨抜粋>
AIが社会に浸透していく速さには目を見張るものがあり、本格的なAIとの共存時代に入ろうとしている。AIを前提とした社会環境にに直面していく学生や彼らを教育する我々大学教職員は、AIとどのようにつき合っていったらよいか、高等教育は、教養教育はどう答えるのか。第40回大会は、新たなカリキュラムや施策を実践し続ける筑波大学において、統一テーマ「AI 時代に生きるための教養教育」の下に、こうした問題について共に考え、正面から向き合う場としたい。

■基調講演:「我が国の高等教育の現在、未来」
 講師:
永田 恭介 氏(筑波大学 学長)
 司会:高木 英樹 氏(筑波大学)

■シンポジウム:「AI 時代を生きるための教養教育に必要なこと」
 シンポジスト:
鈴木 健嗣 氏(筑波大学)
        清水 諭 氏 (筑波大学)
        小笠原 正明 氏(北海道大学 名誉教授)
 司会    :佐々木 一也 氏(立教大学)

※大会2日目の午前にミニシンポジウム、夕刻にポストワークショップを予定しています。

(詳細は、ニュースレターNo.108をご覧ください)

過去の記事一覧

ピックアップ

研究の動向

課題研究「現代のリベラルアーツとしての理数工系科目(STEM)の開発と教育の実践のために」:最近の動向

 

■世界的なSTEM(科学・技術・工学・数学)教育の新しい流れに呼応して、本学会では2017年から2年計画で標記の課題研究が進められています。新しいSTEM教育の特色は、経済競争の基盤強化のみならず、科学技術のリスクをコントロールするために、市民が科学技術への理解と判断力を持つことを目指していることにあります。人権や平等など普遍的な人間的価値を尊重する教育、すなわちリベラル教育と組み合わせて構想されることが必要であり、本学会が目指す方向と一致しています。

■2017年8月現在で15名の企画研究員がおおよそ以下の3つのグループに分かれて、研究を進めています。

1)STEM高等教育と21世紀型教養・スキルの関係:山田礼子会員(同志社大学)を中心に、ワークショップ、ヒアリング、海外調査などを進めている。

2)数学リテラシー教育の開発:川添充会員(大阪府立大学)を中心に、新しい数学の授業の開発、ティップスの開発などを目指している。また、本年1月にこのチームのメンバーが中心になって国際ワークショップを東京で開催した。

3)授業例:細川敏幸会員(北海道大学)が中心になって、STEMの新しい授業例を募集し、さまざまな形態(動画、静止画、シラバス、ティップス、電子ブック)で編集し、公開する予定。インテグレート科学の電子ブック化を進め、監修グループの組織化を図っている。

以上の内容の一部は、この研究発足の前後に採択された複数の科研費研究と、成果公開の場を用意しフィードバックを助けるという形で、連携しています。

■上の2)と3)に関係して、研究成果をリアルタイムで公開する目的で、斉藤準会員(帯広畜産大学)が中心になって、学会サイトに「STEMひろば」を開設し、必要な情報を集約するとともに、分野間交流のための会員グループの組織化を企画しています。このようなSTEM教育実践のための交流サイトモデルについて、3月3日〜4日に京都産業大学で開催予定の「FDフォーラム」の第4分科会で報告し、広く関係者に呼びかける予定です。この分科会の概要は以下の通りです。

概要(本サイトに掲載するためにリライトしたもの)

本格的なAI時代の到来を前にして、大学教育におけるサイエンスリテラシー教育・学習のためのプログラム再構築が社会的に要請されている。特に、AIの重要な要素である統計教育をどうするかは焦眉の急である。この分科会では、すべての市民のための統計教育のデザインを柱に、ディシプリンの壁を越えた実験教育、及び教育実践のティップスを発信・普及するためのウェブサイトモデルの報告を組みあわせて、未来に備えるための教育プログラムを議論する。

この分科会のプログラムの詳細は「STEMひろば」に掲載されています。

 


学会の動向

大学教育学会のミッションステートメント2016と倫理綱領が公開

 

2013年11月に同志社大学で開催された本学会のシンポジウム「大学教育学会の国際化と英語名称」での結論を受けて、本学会の英語名称が変更されました。その際、英語名称の変更と併せて、本学会が一般教育・教養教育を重視する学会であることをわかりやすく表現するミッションステートメントを掲げるべきであるという提案がなされました。それを受けて、小笠原会長(当時)を座長とする倫理綱領・ミッションステートメントWGが3年にわたって検討を続け、ミッションステートメントについては理事会の審議を経て2017年6月の広島大会で公開されました。倫理綱領については引き続き検討されていましたが、本年8月の理事会でその最終案が承認されましたので公開します。なお、理事会において以下の4点が確認されています。

  1. 1) 本学会のミッションそのものは、本法人の定款第3条に明記されていること
  2. 2) 本ステートメントは現時点での本学会の性格をわかりやすく表現するものであること
  3. 3) 時代の変化に応じたメッセージであることを示すために作成年を明記すること
  4. 4) より適切な英訳がなされた場合は、英訳版の変更をさまたげないこと

 

ミッションステートメント 2016

(本文)

大学教育学会は、大学教育に関わる知の交流と実践による革新を進め、

学術に根ざした成果を広く世界に発信して、社会に貢献する教養ある人間の育成に寄与します。

(英訳)

Japan Association for College and University Education seeks to develop intellectual individuals who are willing to contribute to society. We will accomplish this by promoting innovation and exchange of knowledge and ideas relating to college and university education, and by circulating our scholastic views globally.

大学教育学会倫理綱領

学会概要のページ をご覧ください。


大学教育学会の仕組み

団体会員の新しい特典

団体会員の新しい特典─ウェッブサイトに行事案内を掲載できます

一般社団法人大学教育学会には団体会員の制度があります。

団体会員には、任意団体時代から引き続いて、本会の活動を支援する協賛団体としての性格に加えて、ウェッブサイトに行事案内を掲載できるなど、いくつかの新しい特典が付与されています。

団体会員の資格を得て、大学教育改革のプラットフォームとしての本会の機能をフルにご活用ください。

 

団体会員の義務と権利(太字は新規の特典)

会費:年間2万円

権利 ① 年2回発行される会誌2部を送料も含めて無料で受け取ることができる。

   ② 団体に所属する任意の個人が実施要綱に従って大会及び課題研究集会で発表することができる。

   ③ 団体に所属する任意の個人が編集規程に従って大学教育学会誌に論文等を掲載することができる。

   ④ 本会のウェブサイトにおいて本会の活動に関する最新の情報を閲覧することができる。

   ⑤ 本会のウェブサイトの「団体会員・その行事案内」のページにおいて、団体会員又はそれを示すバナーを無料で掲載することができる。

   ⑥ 同ページの冒頭に、団体が主催又は共催する大学教育(高等教育)に関する行事の案内及びバナーを無料で掲載することができる。(詳しくは同ページの冒頭を参照

 

なお、このほかに会誌団体会員(会費年額8千円)もあります。

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