注目の一冊

大学教育の数学的リテラシー

水町数学170511

学習者の意識の上では、数学の学習とは計算し公式を使って問題を解くこととされ、正解なら嬉しく不正解なら嫌になるのだ。・・・(中略)・・・数学学習の多様さ・多面性や、学習の現実世界における意味や意義がほとんど表れないところに問題があろう。経験した学習の偏りが、このような意識・反応を生み出すと考えられる。国際学力テストに伴う調査から指摘されるように、日本の生徒たちは数学ができるが、自信がなく、数学が好きでない。(第1章の1:「大学入学者の学力・意識と数学的リテラシーの教育──問題提起」より)【ISBN978-4-7989-1405-3 C3037】