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次回の大会・課題研究集会案内

詳細は、4月18日(火)発行のニュースレターNo.105をご覧ください。

大学教育学会第39回大会(2017年)案内

統一テーマ:教養教育の再考

趣 旨:1991年の大学設置基準の大綱化から早くも四半世紀が経過した。大綱化以前のカリキュラムでは人文・社会・自然科学の3分野の均等履修が義務づけられていたが、大綱化後は各大学独自の創意工夫によって特色あるカリキュラムを編成することが可能になった。新入生に対する少人数ゼミ、補習教育、情報教育なども加わり、カリキュラムは多様化した。ただし、人文・社会・自然科学の3分野からなる均等履修も基本的には踏襲されており、それ以外に各分野の内容を主題別科目として再編成している大学も多々みられる。最近では、アクティブラーニングを取り入れた授業方法の改善も進んでいる。しかし、その一方で、学士課程教育の中で教養教育をどのように位置づけ、充実させていくのかは今日もなお課題のままであるといってよい。 戦後、一般教育の導入をリードした南原繁東京大学総長は、教養を「一個の紳士として社会人として何か身につかねばならぬ装飾品の知識」ではなく、「われわれの時代が到達したいわば生ける知識の体系について知り,それによってわれわれの世代が共有する文化と文明の全体の構想と意味—世界と人間と社会についての理念を把握することである」と、新制大学としての東京大学の入学式における式辞で述べている。生ける知識の体系を通して文化と文明の理念を世代間で共有するという教養観は、大綱化によって葬り去られたかと思える。しかしながら、それに代わる教養教育の理念を大学は打ち立てられたのであろうか。そこで,本大会では「教養教育の再考」を統一テーマに掲げ、教育内容や教育方法を含めた教養教育のあり方について改めて議論する場にしたいと考える。

第39回大会企画委員長
東北大学 羽田貴史

開催期日および会場

期 日:2017(平成29)年6月10日(土)、6月11日(日)
会 場:広島大学総合科学部(広島県東広島市鏡山一丁目7番1号:JR西条駅下車)

大会日程

第1日:6月10日(土)

8:45       受付開始
9:15-9:50   初めて参加する人のためのオリエンテーション
10:00-12:00 ラウンドテーブル
12:00-13:00 昼食
13:00-13:40 事業報告会
13:40-13:50 休憩
13:50-14:00 開催校挨拶
14:00-15:20 基調講演
15:20-15:30 休憩
15:30-17:50 公開シンポジウム
18:10-19:40 情報交換会
* 情報交換会終了後に、有志による若手研究者交流会を予定しております。申し込み方法等の詳細は、ニュースレターNo.105をご覧ください。

第2日:6月11日(日)

9:00     受付開始
9:30-12:00  自由研究発表Ⅰ
12:00-13:00 昼食
13:00-15:00 自由研究発表Ⅱ
15:00-15:15 休憩
15:15-16:45 ポストワークショップ
* 本学会活動の大学教育改革への貢献の可視化と会員の能力開発を促すため、ポストワークショップ(定員制、有料)を実施いたします。今大会では「アクティブラーニング改革の現在を一から確認・理解する(溝上慎一会員、京都大学)」と「思考を育むアカデミックライティング-アクティブラーニングによる授業展開(井下千以子会員、桜美林大学)」の 2種類を予定しております(同時刻開催)。申し込み方法等の詳細は、ニュースレターNo.105をご覧ください。

関連行事:6月9日(金)

13:00-18:00 理事会、定時代議員総会

基調講演

「大学と社会-教養教育に期待すること-」

名古屋大学名誉教授 池内 了氏


ikeuchi[プロフィール]:池内 了氏は、科学とは何か、科学と社会との関係はどうあるべきか、市民は科学にどのように対応していけばよいのか、科学者の責任とは、などを問う数多くの著書を上梓されている宇宙物理科学者である。これらの著書に現れているような科学を文化の面から広く捉える考え方は、数多くの課題を抱える現代社会にとって貴重なものである。このような立場から、池内氏には教育研究機関である大学のあり方、大学における教養教育のあり方について示唆に富む提言を行っていただく予定である。 【著書】『科学者と戦争』(2016)、『大学と科学の岐路―大学の変容、原発事故、軍学共同をめぐって』(2015)、『科学は、どこまで進歩しているか』(2015)、『科学のこれまで、科学のこれから』(2014)、『科学・技術と現代社会』(2014)、『現代科学の歩きかた』(2013)、ほか多数。

公開シンポジウム

 危機に立つ教養教育-大綱化後四半世紀の課題と将来-

シンポジスト 
 市民性教育の観点から :近藤 孝弘 氏(早稲田大学)
 数理科学教育の観点から:高橋 哲也 氏(大阪府立大学)
 平和教育の観点から  :布川 弘  氏(広島大学)
 指定討論       :羽田 貴史 氏(東北大学)
 司会         :於保 幸正 氏(広島大学名誉教授)

大会参加申し込み(5月12日(金)まで)

左メニューの「大会・課題研究集会」「大会・課題研究集会参加申込み」から申し込みフォームへ行くことができます。
参加申込みについての詳細はニュースレターNo.105をご覧ください。

お問い合わせ先

  ⼤学教育学会 第39回大会実行委員会事務局
  〒739-8521 広島県東広島市鏡山一丁目7番1号 広島大学 教育本部内 
  メールアドレス:jacue39@hiroshima-u.ac.jp