Home >> JACUEセレクション >> JACUEセレクション選定図書

JACUEセレクション選定図書

JACUEセレクション2018(2018年度認定図書)

①金沢工業大学・科学技術応用倫理研究所編『本質から考え行動する科学技術者倫理』2017年、白桃書房
選定理由(抜粋)

本書は、工学部の学生を読者に想定した科学技術者倫理の教科書で、この科目に必要な内容が豊富に盛り込まれている。その表現と編成は巧みでわかりやすく、一般の読者にも利用しやすいものになっている。

②井下千以子著『思考を鍛える大学の学び入門-論理的な考え方、書き方からキャリアデザインまで-』2017年、慶応義塾大学出版株式会社
選定理由(抜粋)

本書は、初年次教育授業という観点から、大学における学び方、論理的思考、レポートの書き方、キャリアデザインの導入について著者の授業実践の省察に基づき記載されたものである。本書は、単なるスキル習得、思考の実践にとどまらず、グループワークの方法やレポートの自己評価シートとそれを使ったペアワークの内容が示され、授業外学習を促す宿題の提示などが有意義と評価された。

③全国大学生活協同組合連合会教職員委員会監修、玉真之介著『大学教育と読書-大学生協からの問題喚起-』2017年、大学教育出版
選定理由(抜粋)

本書は、全国大学生協の委員会が、学生の読書の実態を実感として知る立場をふまえて、学生に読書を促す方法を多方面から検討して積極的な運動を提起したものである。大学生協の「リーディングリスト運動」が全国ネットを通じて強力に展開され、その成果として学生の学びが深化して、大学教育の改善と発展にさらに寄与することが期待される。

④佐藤浩章、中井俊樹、小島佐恵子、城間祥子、杉谷祐美子著『大学のFD Q&A』2016年、玉川大学出版部
選定理由(抜粋)

FDの基本をQ&Aの形でわかりやすくかつ体系的にまとめられている本書は、何より有用性に富んだ一冊ということができる。FDを支える学問的背景にも着実に触れられており、多くの大学教育学会員が共同して作り上げた、学会から大学や社会への発信のメディアとして、大学教育研究者の裾野を広げることにも寄与することが期待されよう。

⑤関東地区IR研究会監修、松田岳士、森雅生、相生芳晴、姉川恭子編『大学IRスタンダード指標集 ―教育質保証から財務まで―』2017年、玉川大学出版部
選定理由(抜粋)

日本の大学のIR部門が収集するべき約130項目の指標を、教学・研究・財務経営の分野別にまとめた書籍である。それぞれの指標について、解説、活用例、算出方法、必要なデータが記述され、実際にデータを集めて活用するさいに適した構成となっている。指標ごとに参考文献が記されてすぐに確認できるほか、指標によっては、値の評価(高いほうが良いなど)、平均値、諸外国の値などが記載され、本書によって自学のデータをある程度まで評価することができる。

JACUEセレクション2017(2017年度認定図書)

①寺崎昌男編著『21世紀の大学:職員の希望とリテラシー』東信堂
②小笠原正明・安藤厚・細川敏幸編著『北大教養教育のすべて-エクセレンスの共有をめざして』東信堂
③中島英博、榊原暢久、小林忠資、稲垣忠『シリーズ大学教授法1 授業設計』玉川大学出版部