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大学教育学会課題研究 中間報告②

  学士課程教育における共通教育の質保証(2013~)

2014年9月28日
大阪府立大学 高橋 哲也

研究の全体像

 学士課程における共通教育の在り方自体が大きなテーマですが、本研究では質保証というより難しいテーマを扱っています。非常に大きなテーマですので、4つのサブグループに分かれて研究していますが、それぞれの関係は次の図のようになっています。

kadai2013

ラウンドテーブルと課題研究集会での報告

 今年度のラウンドテーブルでは、サブテーマ1とサブテーマ3が「直接評価と間接評価の開発と統合について」をテーマに、進捗状況と課題、今後の計画について報告を行いました。(当日の資料は、こちら で公開されていますので興味のある方はご覧下さい。)

 さて、今年度の課題研究集会シンポジウムでは、サブテーマ2、サブテーマ4が報告を行います。この2つの全国調査の報告に加えて、山口大学でのサブテーマ1、3、4に関わる実践事例、サブテーマ2の数理科学分野についても全国調査の結果の分析とこれまでの調査・研究、今後の展開について、課題研究シンポジウムで報告します。特に今年度実施した「共通教育における質保証のためのマネジメント全国調査」が中心となりますので、この調査の概要について報告しておきます。
 

「共通教育における質保証のためのマネジメント」に関する全国調査

 本サブテーマでは、共通教育のマネジメントに関する現状の把握と課題の抽出を目的に、2014年4月~7月にかけて全国の大学を対象にWeb調査を実施しました。回答大学は4年制大学が184校(国立36校、公立25校、私立123校)で回収率は24.6%、また、短期大学は39校(公立1校、私立38校)が回答し、回収率は11.2%でした。本調査ではまず、共通教育における計画(P)・実施(D)・評価(C)・改善(A)がどの程度機能しているのかについて質問しましたが、その際に、現代の共通教育は多様化しており「共通教育」と一括りにすることで捨象されてしまう問題があると考えられたので、特に「教養系科目」「初年次/リメディアル系科目」に焦点をあて、それぞれについてマネジメントの状況を尋ねています。そして、共通教育のマネジメントに影響を与える要因として、大学の特性や組織構造と共に、先行研究でマネジメントにおける重要性が指摘されている組織文化についても想定し、調査を実施しています。

 



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