関連行事報告

大学間連携共同教育推進事業「主体的な学びのための教学マネジメントシステムの構築」からの報告

 
2014.11.29
連携事業代表校
関西国際大学学長
濱名 篤
 日頃より、本取組の推進にあたりご指導ご鞭撻を賜り御礼申し上げます。
 

シンポジウム開催の報告

 本取組のこれまでの成果の報告と今後の教育改革の取組みの方向性を広く情報発信することを目的として、次の通りシンポジウムを開催しました。
 日時:2014年11月22日(土)13:00~17:00(情報交換会17:15~18:15)
 場所:関西国際大学尼崎キャンパス
 テーマ:『教学マネジメントの改善と学修成果~学生支援型IRの可能性~』
 構成

①基調講演:小笠原正明会長「主体的な学習者育成のための教育改革:大学教育の「構造化」とは何か?」

②中間報告:全体報告及び各連携校の取組

③パネルディスカッション:「教学マネジメント改革と学修成果の可視化~その可能性と課題解決に向けて」

パネリスト:小笠原正明会長、義本博司文部科学省大臣官房審議官(高等教育局担当)、大塚雄作大学入試センター試験・研究副統括官、濱名篤関西国際大学学長

 内容
 講演では、基礎学術系分野、職業計分野、実学系分野それぞれの枠組みの特徴と教育戦略を整理されま
した。特に、実学的分野は教育目標が拡散しカリキュラムが総花的になること、ディシプリンに基づく縦
方向の流れを整理し、コンピテンスに基づく横方向の流れを強化して職業的レリバンスを獲得すること、
そして、ハイ・インパクト・プラクティス(HIP)化が必要であることを説かれました。
 連携事業の中間報告では、取組の全体像として、①HIPの充実、②学修成果の評価方法の開発、③教学マネジメントシステムの確立の3本の柱に沿い、事業の成果と課題について報告を行いました。また、各連
携校からはHIPの取組事例として、淑徳大学のサービスラーニングの取組、北陸学院大学のPBL型授業で
あるMission Innovation Projectの報告がありました。また、くらしき作陽大学からは、ルーブリックの
活用例及び教学マネジメントに関する全国調査について報告がありました。
 パネルディスカッションでは、まず、義本大臣官房審議官から、国の政策として「学修成果の可視化」
をどのように捉えているのかを話していただき、最近の取り組み事例について披露していただきました。
大塚先生からは、教育心理学者の立場から「主体的な学び」と「学修成果の可視化」をどのように捉えど
のように実現すべきか持論を展開していただきました。最後に、濱名から本事業で目指している学修成果
の可視化の方法とその評価の方法について、本事業が直面している課題を交えながら説明しました。
 その後、フロアからの質問に対してそれぞれのパネリストが意見を述べました。その中で、IRの取組が必要であり、まずはインフラ整備や専門的事務職員養成のしかけが必要であること、情報公開を進めることなどが必要であるといった意見が出ました。

参加者数:174名(登壇者含む)