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課題研究

 大学教育学会では、学会として取り組む研究テーマを課題研究として設定し、その推進のために研究委員会を組織し、研究成果を共有するために大会や課題研究集会でシンポジウムを開催しています。

現在取組中の課題研究は以下の通りです。

1.「現代のリベラルアーツとしての理数工系科目(STEM)の開発と教育実践のために」

【研究期間】2017年-2018年
【研究代表者】細川敏幸(北海道大学)
【趣旨及び計画(抜粋)】世界的に新しいSTEM (Science,  Technology, Engineering and Mathematics) 教育が推進されている。日本でも,科学技術基本計画が5期目に入り,特に高等教育では優秀な科学技術者の養成やSTEM拡充に必要な基盤的な力の養成が期待されている。国内の高等教育では,STEM卒業生数の増大よりもSTEM教育を多数の学生に浸透させることが期待されている。また,いくつかの国立大学では,文理融合の学部が設置されつつある。また,STEM教育の目的は経済競争の基盤強化のみならず,科学技術のリスクをコントロールするために,市民が科学技術への理解と判断力を持つことにある。そのためには人権や平等など人間的価値の実現のための教育,すなわちリベラル教育とセットで構想される必要がある。(本研究では)諸外国の動向を調査しながら,国内での実現方法を検討することが期待される。

【研究組織】
(氏 名)

(所属)

 (役 割)

細川 敏幸

北海道大学

研究統括、ステアリンググループ

斉藤 準

帯広畜産大学

ステアリンググループ

宇野 勝博

大阪大学

 

川添 允

大阪府立大学

ステアリンググループ

後藤 穣司

新潟大学

 

齋籐 芳子

名古屋大学

 

鈴木 久男

北海道大学

ステアリンググループ

高橋 哲也

大阪府立大学

 

塚原 修一

関西国際大学

 

西村 秀雄

金沢工業大学

 

濱名 篤

関西国際大学

 

森 利枝

大学改革支援・学位授与機構

 

山田 礼子

同志社大学

 

山本 一雄

神奈川工科大学

 

吉永 契一郎

金沢大学

ステアリンググループ

小笠原 正明

北海道大学

ステアリンググループ

 

2.学生の思考を鍛えるライティング教育の課題と展望

【研究期間】2018年-2021年
【研究代表者】井下千以子(桜美林大学)
【趣旨及び計画(抜粋)】「大学の授業改善と、喫緊の課題である高大接続を視野に入れ、さらには大学での学習経験が職業キャリアにどう活きるかまで、長期的な展望に立ち、検討を行う。焦点を「学生の思考を鍛えるライティング教育」に絞り、正課教育(教育内容・教育方法・カリキュラム等)と正課外教育(図書館・ライティングセンター・キャリアセンター等)の両面から検討を行い、両者をつなげる持続的統合的な指導体制について、学際的多面的に探求することを目的とする。」

【研究組織】
(氏 名)

(職 名)

(専門分野)

(所 属)

(役 割)

井下 千以子

教授

認知心理学

桜美林大学

研究統括、高大接続

 

小笠原 正明

教授

物理化学

北海道大学

理系と文系のライティング教育の比較と分析

 

関田 一彦

教授

教育心理学

創価大学

正課と繋がる正課外の学習環境整備の分析

 

杉谷 祐美子

教授

教育社会学

青山学院大学

ライティングとリーディングとの関係の分析

 

大島 弥生

教授

日本語教育

東京海洋大学

初年次の日本語表現科目と教授法の分析

 

柴原 宜幸

教授

発達心理学

開智国際大学

高大接続と思考力,判断力,表現力育成の分析

 

成瀬 尚志

准教授

哲学

長崎大学

剽窃が困難な論題とルーブリックの検討

 

小山 治

准教授

教育社会学

京都産業大学

レポート学習と職業キャリアの関連性の分析

 

 

3.アクティブラーニングを支援する学生アドバイザーの制度・研修・効果に関する実証研究

【研究期間】2018年-2021年
【研究代表者】杉森 公一(金沢大学)
【趣旨及び計画(抜粋)】「正課のアクティブラーニング型授業におけるTA(大学院生)・SA(学部生以上)の役割を「学生アドバイザー」と置き、学部生を含めたピアの学修支援を実現する、制度・研修・活動・効果を実証的に研究する。学生アドバイザーは、制度として組織的に位置づけられるなら、学生アドバイザーの養成を個々の教育・取組みに止めることなく、事業の受講学性の教育学修の質の向上を図ることを可能にするという立場から(中略)研究を展開する。」

【研究組織】
(氏名)

 
(職名)

(専門分野)

 
(所 属)

 
(役 割)

杉森 公一

准教授

大学教育開発

金沢大学

学生アドバイザー実践枠組みの検討

堀井 祐介

教授

高等教育、大学評価

金沢大学

学生アドバイザー実践枠組みの質保証

河内 真美

特任助教

社会教育学、高等教育論

金沢大学

実践事例の調査・分析(金沢大学ALA)

山本 啓一

教授

国際政治学、初年次教育

北陸大学

実践事例の調査・分析(北陸大学SA)

田尻 慎太郎

准教授

教育経済学

横浜商科大学

実践事例の調査・分析(横浜商科大学SA)

宮本 知加子

特任教員

臨床心理学

福岡工業大学

実践事例の調査・分析(福岡工業大学

クラスサポーター)

三浦 真琴

教授

教育社会学

関西大学

実践事例の調査・分析(関西大学LA)

安部(小貫)

由紀子

准教授

高等教育

大阪大学

国内外事例の検討、実践枠組みの検討